本記事では、エラへのボトックス注入を継続的に打ち続けるとどうなるのか、そのメリットやデメリットを解説します。
エラボトックスとは、ボツリヌストキシン(ボトックス)を咬筋(こうきん)に注射することで筋肉の働きを抑え、エラの張りを軽減したり、小顔効果を望める施術です。
施術時間は10分程度、ダウンタイムも短く(通常2-3日程度、仕事に支障が出るようなことはありません)、美容医療の中では比較的安価に受けられることから恒常的に人気のあるプチ整形メニューのひとつです。
エラとは、左右の頬から顎にかけての膨らんでいる部位のことで、その部分が目立っている状態を「エラが張っている」と表現します。
エラ張りの原因である咬筋の発達は、食いしばりや歯ぎしり、口周りに過度な緊張がかかっているなどの原因がありますが、無意識に行っていることなので、自分で改善させようと思ってもなかなか難しいと感じる方が多いようです。
咬筋にボトックスを注入することで、筋肉の動きが抑制されて悩んでいたエラ張りを改善させることができます。
骨切りなど高価でやダウンタイムの長い手術をすることなく、エラ張りの改善が見込めるため、エラ張り改善の第一選択肢として選ばれる方が非常に多いです。
エラが張っていると、顔が大きく見えてしまいます。
筋肉や骨格が原因となるため、ダイエットやマッサージなどで改善させるのは難しく、長年自分の顔の形に悩んできたという方も多くいらっしゃいます。
しかし、エラにボトックスを注入することで、エラが解消されてフェイスラインが注入前よりシャープに見える効果が期待できます。
フェイスラインが締まって見えることで、小顔効果も期待できるため、自身の顔のサイズ感にお悩みの方にもおすすめです。
歯ぎしりや食いしばりを無意識に行っている方は意外と多く、家族やパートナーから指摘されて初めて気づかれる方も多いようです。
歯ぎしりや食いしばりは、咬筋を発達させてエラが目立つようになるだけではなく、歯に負担をかけてしまい歯が削れたり、弱ったりする原因にもなります。
エラボトックスを打つことで、常に緊張している筋肉の動きを弱め、歯ぎしりや食いしばりも改善する効果が見込めます。
エラボトックスは、施術後すぐに効果が感じられるものではありません。
咬筋へ作用したあとに筋肉が萎縮していく過程を踏むため、個人差がありますが注入後1週間前後からエラが徐々に小さくなります。2週間~1ヶ月後くらいに「エラ張りが改善された」、「顔が小さくなった」と実感するケースが多いです。
効果の出方は、ボトックスの量、個人の顔の筋肉量などで変わってくるため、効果が感じられないからといって治療をやめてしまうのではなく、医師と相談のうえで注入するボトックスの量を調整するなどして様子を見るようにしましょう。
ボトックス注射は、注入してから効果のピークを過ぎると徐々に筋肉が元に戻ることで効果がなくなっていきます。エラボトックスの効果の持続期間は約4~6ヵ月とされていて、個人差はありますがそのまま再度施術を行わなければ元の状態に戻ります。
エラボトックスは、回数を重ねるごとに持続期間が長くなっていくとされているため、医師の判断のもと適切な時期に再度施術を行うようにしましょう。
主に、筋肉が多くついている方は効果を実感しやすく、筋肉が少ない方は効果を実感しにくいため、患者さんの筋肉の状態によって持続期間は変わります。
そのため、筋肉の状態を適切に判断できる医師のいるクリニックで施術を受けるのがおすすめです。
エラボトックスという施術自体にデメリットと呼べることはありません。
しかし効果の持続性に限界があるのと、リスク・副作用となる症状も稀に起こります。
ボトックスの効果は約3〜6ヶ月程度とされていますが、継続的に施術を受けることで、咬筋が徐々に萎縮し、施術をやめても筋肉が元のサイズに戻りにくくなることがあります。そのため、回数を重ねるほど小顔効果が長持ちしやすくなります。
ゆえに一度エラボトックスを行い、効果に満足した場合は半年に一度は継続して注入することを大抵は推奨されます。したがってその都度注入費用が発生します。
ただし、1回でやめた場合でも以前よりエラ張りが悪化するということはないのでご安心ください。
ボトックスを過剰に打ち続けると、咬筋が過度に萎縮し、頬がこけて老けた印象になる可能性があります。適切な頻度と量を守ることが重要です。
また、元々頬骨の下が瘦せていると上記のリスクが高まります。
当院ではカウンセリング時にそのような事が起こらないように注意して診ております。
エラボトックスは適切な頻度で打つことが大切です。
早くても3カ月に1回くらいです。
適切な間隔をあけずに、短期間で連続使用してしまうと、ボトックスに抗体ができて効果が薄れてしまう可能性があります。
自身が想定したより早く効果が薄れたとしても、医師と相談しながら適切な間隔で施術を受けることが重要なポイントです。
逆にエラボトックスを定期的に打ち続けるメリットとしては1回あたりの効果持続期間が多少長くなるということです。
例えば3-4ヶ月に1度の頻度で合計4回エラボトックスをされた患者様がいたとします。
4回目以降は半年から1年空けても大丈夫になるパターンが結構あります。
日常生活において食事などで「噛む」ことをする際に咬筋が動きますが、ボトックスを咬筋に注入すれば咬筋の動きが抑制される。咬筋の動きが抑制されることに身体が慣れて、咬筋の発達を抑え続ける。結果、エラボトックスの効果持続期間が初期段階より続くことになります。
エラボトックスをやめてしまったら元に戻りますが、メンテナンスに必要な期間が延びることは打ち続けるメリットとして挙げられます。
今回は、エラ張りや歯ぎしりなどを改善し、審美面でも小顔効果を見込める「エラボトックス」について解説いたしました。
打ち続けることによるメリット・デメリットを理解した上で医師の診察のもとでしっかり治療スケジュールを決定していくことがおすすめです。
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